株式会社B-Works(ビーワークス)に入社後、具体的にどのような仕事を行っていくことになるのかをここではご説明致します。もちろん業界未経験の方でもしっかりと一から教えていきますので、安心して入社いただけるようになっております。
現在、多くの工事現場で使用されている足場で主流とされているのが、『枠組足場』と『くさび式足場』。弊社ではこのうち、『くさび式足場』を専門にしている会社です。『くさび式足場』はその名の通り、緊結部に“くさび”を使用して足場を組み立てます。中層・低層の建物で力を発揮し、工期の短縮やコスト削減といったメリットが多く、複雑な形状にも対応しやすい万能足場といえます。隣家との間のスペースが限られている場合でも、弊社の足場技術を活かせば対応可能となっており、そういった高い足場技術を仕事の中で身に付けることが可能となっております。
『くさび式足場』は店舗の足場工事としても最適です。施工性が高く幅広い建物に対応できるため、多くの店舗の足場工事で使用されています。弊社では外装用から内装用、正面一面のみから全面の足場組み立てまで柔軟に対応しています。また、足場の組み立てやお客様の作業で道路の使用、または占有の必要がある際には申請に係る諸手続きの代行を仕事として行ってもらうこともあります。
『くさび式足場』が持つ最大のメリットは、低コスト・短工期です。『枠組足場』は高層建築等で使用することを前提にしているため、材料の一つひとつが重く組み立てにレッカーが必要となり、どうしてもコストや工期に影響を与えてしまいます。一方の『くさび足場』は中層・低層の建物であれば人力で組み立てることができ、コストと時間の低減が可能です。ただ、『くさび足場』を使用できるのは31mの建物までという取り決めがあるため、逆に言えば高層の建物には向いていないのが正直なところです。その代わり、31mまでの高さであればくさび足場による低コスト・短工期というメリットをフルに活かすことができるのです。そのため、弊社では中層・低層のマンションやハイツに対応できる、この『くさび式足場』を専門にしており、入社した後はその技術をしっかりと学ぶことができるようになっております。
外壁塗装・防水工事・屋根工事戸建て、マンション・アパート(7階ぐらいまで)のお客様に向けて、外壁塗装や防水工事、屋根工事を行います。入社した方には、現場での工事というよりかは一般的な「提案営業」を行っていただくことになります。弊社では、特に内装に関するリフォームは行っていないため、あくまでも外装に関するリフォーム工事をご提案していただく形です。また、このリフォーム事業は弊社の新事業であるため、まだまだ発展途上の事業となっております。そのため、入社された方々と共に事業を発展させていければと考えております。疑問点・ご不明点などございましたら、面接時や入社後に何でもお聞きください。
鳶職人の仕事は体力勝負であり、夏の炎天下でも冬の厳しい寒さの中でも変わらぬ作業を行う必要があります。また、ときには重いものを持ったまま高所に上がらなければならないこともあります。こうした日々の作業の繰り返しが一般の人よりも強い肉体を作り上げるのです。鳶職人の仕事は体力面でのつらさを大きくとらえられがちですが、もともと身体を動かすことの好きな人が志願する職業でもあるため、ある意味トレーニングであると考え、前向きに作業する職人が多いようです。
鳶職人の仕事には常に危険が伴います。高所での仕事は自身が落下し、大怪我をしてしまう恐れがあるのみならず、他の人に被害を与えてしまう可能性も大いにあります。そのような最悪な状況を作り出すことがないように、鳶職人はいかなるときも己の神経を研ぎすまして作業にあたっています。安全確認を怠ることなく、工程を省くことなく確実に作業を遂行するその表情は、日常生活における表情とは大きく異なり、まさに真剣そのものということができるでしょう。作業中の緊張感で鳶職人達は皆、顔の表情に厳しさや凜々しさが生まれるのです。それは例え若者であっても同じこと。きりっとした目元や口元に漂うりりしさからは年齢以上の風格が感じられる人もいます。危険と背中合わせの毎日に鍛え上げられた人格は、人生のあらゆる場面で発揮されるため、鳶職人がやりがいを持って仕事に打ち込むことのできる理由の一つであるといえます。
鳶職人に共通していえることは「建設は鳶に始まり鳶に終わる」という言葉にもあるように、あらゆる建設工事の開始に先駆け、その後の作業を進行させるための下準備を行う重要な責務を任されているということです。足場や鉄骨、重機などをそれぞれの鳶職人が設置して初めて大工が建設作業に入ることができます。また、鳶職人の仕事が不十分であれば工事中に重大な事故を引き起こし、その後の作業が停止してしまうこともあります。この大きな責任は鳶職人が自身の仕事に誇りを持つことのできる理由であるといえます。足場や鉄骨、重機などは建物が完成した際、すべて撤去されるため目に見える形で鳶職人の仕事が残ることはありません。しかし、完成した建造物を見たとき鳶職人の胸には何にも代えがたい達成感や満足感を感じることができるといいます。